NFTって、難しそう…
AIが勝手に作るアートって売れるの?
そんな疑問を持っていませんか?
しかも、その多くがデザイン経験ゼロの初心者による出品。
これはつまり、「誰にでもチャンスがある世界」だということです。
ただし、チャンスがある反面、「何から始めていいか分からない」「失敗しそうで怖い」と感じる方が多いのも事実。
この記事では、そんなあなたのために…
…といった内容を、超具体的&初心者向けにまとめました。
「作る」「売る」「届ける」までの流れを、ステップ・バイ・ステップで丁寧に解説していきます。
この記事を読めば「自分にもできるかも!」と感じられる内容になっているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

- NFTコレクター
- NFT投資で含み益200万円超
- NFT保有数:600点以上
- 音楽NFTコレクションを運営
- バンドマンでギターリスト
- 元ECサイト運営マネージャー:年商10億
デジタルアート:AIが描いた絵が数十万円以上に!

2024年から2025年にかけては、クリスティーズなどの有名オークションでもAIアートが取り扱われるようになり、若年層を中心に注目を集めています。
これにより、「絵が描けない人」でも、AIを活用すれば誰でもデジタルアーティストとして活動できる時代が到来しました。
ツールを使って作った画像にストーリーやコンセプトを加え、NFTとして販売することで実際に収益化した事例も多く、初心者にも門戸が開かれています。
- クリスティーズでのAIアートオークション:
2025年、世界最大の美術オークションハウス「クリスティーズ」がAIアートのみを集めたイベントを開催。
出品された34作品中28作品が落札され、総額約73万ドル(約1億円)に到達しました。 - Claire Silver(クレア・シルバー):
代表的なAIアーティストで、Midjourneyなどのツールを駆使して制作。
彼女の作品は100万円以上で取引され、ルーブル美術館での展示経験もあります。 - Bottoプロジェクト:
AIと人間が協力して創作する分散型アート生成プロジェクト。
NFT作品が約110万ドルで落札された事例もあり、AIアートの価値が急上昇中。 - 画像生成ツールの進化:
MidjourneyやStable Diffusionなどの画像生成AIは「言葉で描くアート」として人気。
誰でもプロンプト(テキスト指示)で高品質なアートを作成できます。 - ストーリーをつけて価値を高める:
ただの画像ではなく「世界観」や「制作意図」を明示すると、コレクターに響きやすくなり、販売価格のアップにもつながります。
AI生成動画:映像も自分で作らなくていい時代

テキストを入力するだけで映像を生成できるAIツール「Runway ML」などの登場により、編集ソフトを使わずに短編映画やループアニメを作ることが可能になりました。
映像NFTはまだ市場が若いため、参入タイミングとしては非常に有利です。
これまで動画制作に手を出せなかった人でも、AIの力を借りれば作品の幅が広がり、収益化のチャンスも広がっています。
- Runway MLとは:
テキストを入力するだけで、10秒〜15秒の動画を自動生成できるAIツール。
初心者でも直感的に操作でき、映像の構成・エフェクトもAIが自動で決めてくれる。
商用利用もOKなので、そのままNFT化が可能。 - Latent Space NFTコレクション:
抽象的な映像をループ動画としてNFT化したプロジェクト。
全ての映像が違うビジュアルで、コレクターから高い人気を獲得。
1点あたり数万円〜10万円で販売されている。 - NFT化のしやすさ:
映像ファイル(mp4など)をそのままOpenSeaなどにアップロードすればNFTとして登録できる。
画像よりも“動きがある”ことで、作品の印象が強く、差別化に効果的。 - 映像+音楽の組み合わせ:
Soundrawなどで作ったオリジナルBGMをAI動画に組み合わせると、作品としての完成度が上がり、NFTとしての魅力が増す。
BGMも著作権フリーで使えるものを選ぶのがポイント。 - 今後の可能性:
AI動画NFTは、YouTubeショート、メタバース空間、デジタルフォトフレームなど用途が広がっている。
今後、企業やイベントでも需要が高まると予想されており、早期参入のメリットが大きい。
音楽:作曲経験ゼロでも“自分の曲”をNFTに

AI技術の進化により、音楽制作も誰でもできる時代に突入しました。
Soundrawのようなツールを使えば、数分で“自分だけのオリジナルBGM”が完成します。
この音源をNFTとして販売すれば、「自分の音楽が売れる」という貴重な体験が!
実際にAIが生成した音源をNFTとして数万円以上で販売した事例もあり、クリエイターでなくても音楽NFT市場に参加できるハードルはとても低くなっています。
音楽が好きな人はもちろん、BGM用途の需要を狙って収益化を目指すのも有効です。
- Soundrawの使い方:
「ジャンル」「テンポ」「長さ」などを選択するだけで、数秒〜数分のBGMを自動生成。
使い切りではなく、複数バリエーションが提案され、気に入ったものを編集・出力できる。
サブスク契約中は商用利用も可能。 - NFT化する方法:
Soundrawで作った音源(mp3)をそのままOpenSeaなどでNFTに。
ジャケット画像(Midjourneyなどで作成)や楽曲のストーリー説明を加えることで、より魅力的な出品になる。 - 成功事例:Kaien Cruz × SoundMint:
歌手Kaien Cruzが提供したボーカルトラックを、AIが自動ミックスして数百種類のユニークな音楽NFTを生成。
それぞれを限定販売し、コレクターに「唯一の音楽体験」を提供。 - インタラクティブNFTの登場:
リスナーの好みに応じて曲調がリアルタイムで変化する音楽NFTや、視聴者の操作で再生パターンが変わるなど、AI技術により音楽の楽しみ方も拡張中。 - BGM需要の狙い目:
ゲーム開発者、YouTuber、ポッドキャスト制作者など、BGMを探している人は多い。
「動画で使える音楽NFT」としてアピールすれば、実用的な価値としても販売しやすい。
ファッション:AIが作った服が売れる時代に

今、ファッションの世界でもAIとNFTの融合が加速しています。
生成したデザインはNFTとして販売され、メタバースやSNS上のアバターに着せ替えたり、現実の商品として購入できる仕組みも登場しています。
AI Fashion Weekなどのイベントでは、AIデザインによるコレクションがプロの審査を経て実際にNFT販売される事例もあり、アートや音楽だけでなく、ファッション分野でもNFTによる新たな収益モデルが誕生しています。
- AI Fashion Weekの開催:
2023年にニューヨークで初開催され、世界中から400超のAIファッション作品がエントリー。
上位作品はNFT化された上に、現実のECサイト(Revolve)でも販売されるという革新的な展開に。 - 受賞者「Paatiff」の取り組み:
「Futuristic Old Soul」というコレクションを発表し、NFTとしての販売と、限定フィジカル商品(現物の服)の制作も実現。
購入者はNFTだけでなく、リアルアイテムも手にできるハイブリッド型。 - RTFKT × Nikeの事例:
大手スポーツブランドNikeが買収した「RTFKT」は、AIでカスタム生成されたスニーカーをNFT化。
メタバース内で履けるデジタル靴+実物交換権がセットになった販売方法で大成功を収めている。
※ただし、2025年1月にサービス終了 - デジタルファッションプラットフォームの台頭:
「DressX」や「The Fabricant」などのサービスでは、AIでデザインした衣装をNFTとして販売。
ユーザーはメタバースアバターやSNS投稿で仮想的に“着る”ことができる。 - NFTファッションの収益化方法:
AIで生成した衣装画像をNFTとして売るだけでなく、特典付き(限定柄・3D化・AR試着)にしたり、購入者にリアル商品と交換できる特典をつけることで、高価格帯でも売れやすくなる。
AIアバター・メタバースキャラのNFT化

AIの進化によって、人間そっくりのバーチャルキャラクター(AIアバター)が生まれています。
こうしたキャラをNFTとして保有できる仕組みは、メタバースやバーチャル空間での新しい「自分の分身」や「AIパートナー」として急速に広がっています。
キャラ設定やストーリーを考えるのが好きな人にはぴったりの分野で、自分だけのAIキャラを作り、それをNFTとして出品・販売することで新たな収益源となります。
- bythen(バイゼン)の事例:
2024年に登場したbythenは、専用NFT(bythen chip)を保有することで、自分専用のAIアバターが利用可能になるサービス。
アバターは対話・感情表現・記憶保持が可能で、「自分だけのAIコンパニオン」を実現。 - Alethea AIとiNFTの概念:
Alethea AIは世界初のiNFT「Alice」を発表し、約47万ドルで落札され話題に。
NFTキャラクターにChatGPTのようなAIを組み込むことで、実際に会話できるインタラクティブNFTとして差別化されている。 - Revenantsコレクション:
Aletheaが制作した「歴史上の偉人を復活させた100体のAIアバター」コレクション。
NFT保有者は彼らと会話を楽しめるというユニークな価値を提供し、販売直後に即完売。 - AIアバターの制作方法:
キャラクターの設定(性格・年齢・世界観)をChatGPTに生成させ、そのキャラ画像をMidjourneyで作成。
これらを組み合わせて「人格付きNFT」として構成するのが初心者にもおすすめの手法。 - 活用の幅と市場の広がり:
VTuberのような配信型アバター、ゲーム内の自律NPC、メタバース空間でのガイドAIなど用途が広がっており、企業による採用も進行中。
今後は「話しかけるNFT」「育てるNFT」が常識になる可能性も。
初心者でもできる!NFTで稼ぐ5ステップ

NFTに興味はあるけど、どこから始めればいいのか分からない
そんな方のために、NFTで稼ぐための基本ステップを5つに分けて丁寧に解説します。
このステップを順番にこなせば、AI作品を作る → NFT化 → 出品 → 宣伝 → 収益化まで一通りの流れができるようになります。
難しいスキルや初期費用はほぼ不要で、スマホやPCがあれば誰でもスタート可能です。
実践すべきNFT収益化の流れをステップごとに紹介します。
ステップ1:AIツールで作品を作る
- Midjourney(画像生成):
Discord上で使えるAI画像生成ツール。プロンプト(指示文)を英語で入力すると、数十秒で高解像度の画像が出力される。
構図・色味・質感もプロ並みの仕上がりで、NFTアートに最適。 - Runway ML(動画生成):
テキストや画像から動画を自動生成できるAI。ブラウザ上で動作し、商用利用も可能。
手持ち映像のリメイクや短編アート動画の作成に強い。 - Soundraw(音楽生成):
好みのジャンルやテンポを選ぶと、AIが即座にBGMを作曲してくれる。
作成した音源はmp3形式でダウンロード可能で、商用利用にも対応。 - ChatGPT(テキスト生成):
NFT作品のタイトルや説明文、物語設定を考えるのに活用。
キャラ設定や世界観などを練る際にも便利で、文章のブラッシュアップにも強力な味方。
ステップ2:発行手数料の仮想通貨

NFTの作成には、ブロックチェーンに記録するための手数料(ガス代)が必要です。
また、利用するブロックチェーンにより、通貨の種類が違ってきます。
NFT作成ツールでつかうブロックチェーンは以下の2つです。
- イーサリアムチェーン:ETH
- ポリゴンチェーン:POL(旧MATIC)
ネットワーク | 利用者数 | ガス代(手数料) |
イーサリアムチェーン | 多い | 高い |
ポリゴンチェーン | 少ない | 安い |
といった違いがあるので、
と選ぶのがオススメです。
ETHならGMOコインを利用
少額でも全額送金で送金手数料が無料!

PolygonならBITPOINTを利用
口座開設でPOL(旧MATIC)が1,500円分もらえる!
送金手数料も無料でお得!

ステップ3:NFT/仮想通貨の財布(メタマスク)
NFT・仮想通貨を管理する財布である、メタマスクを作成します。

メタマスク公式サイト からインストールします。

「ウォレット作成」をクリックし、パスワードを入力します。

「シークレットリカバリーフレーズ」をメモして、入力確認すると設定完了。
メタマスクをつくったら、仮想通貨取引所から送金してください。


ステップ4:NFTを作成する手順:独コンつくるくん

NFTの作成は「独コンつくるくん」を利用します。
作成するNFTの形式を決めましょう。
イーサリアムチェーン:
人口多い、ガス代高い
ポリゴンチェーン:
人口少ない、ガス代安い
ERC721:
1点1点違う画像
ERC1155:
1つの画像で複数のNFTを発行
また、NFTだけでなくSBTという、一度ウォレットに入ったら売買や移動ができなくなる形式もつくれます。
作成する手順は、コレクションを作成し、その中にNFTをつくっていく流れです。

コントラクト(プログラム)作成
今回は、ポリゴンチェーン、ERC721のNFTをつくっていきます。


独コンつくるくんをひらきます。
スマホの場合は、コピペしてください↓


MetaMask接続から接続します。


コントラクト作成から、新規コントラクト作成をタップ。


- ネットワーク
- 規格
- NFTの種類
を選び、英数字で
- コントラクト名:コレクション名
- シンボル:コレクション名の略
- 2次流通Fee:10だと売上の10%がクリエイターに還元
- 出金先アドレス:売上&2次流通Feeをもらうウォレットアドレス
を入力したら、コントラクト作成をタップします。
2次流通Feeは、ロイヤリティと呼ばれるクリエイターに還元される仕組みで
2次流通で1ETHで取引された場合、
に支払われます。
出金先アドレスは、

メタマスクからコピペします。


ブロックチェーンにコントラクトを記録するため、ガス代(手数料)が発生します。
ポリゴンなのでPOL(旧MATIC)で支払い、コントラクトを作成します。


処理が終わるまでしばらく待ちます。
右にスワイプして完了チェックをタップすると、コントラクト作成は完了です。
デジタルデータを登録


コレクションができたので、NFTから「新規NFT登録」をタップします。


基本データを入力し、画像をアップします。
※ファイル形式はPNG/JPG/GIF/SVG、容量は50MBまで
- トークンID:番号をつけます
- NFT名:作品の名称です
- NFTの説明:作品の詳細に表示されるので、簡単な説明を入力します

今回は、音楽NFTにしたいので音楽ファイルをアップロードします。
※追加しない場合は「なし」を選択。
- 動画の場合:MP4/WEBM/M4V/OGV/OGG
- 音楽の場合:MP3/WAV/OGAファイルで100MBまで
- 3Dモデルの場合:GLTF/GLBファイルで100MBまで


プロパティの追加で、プロパティを設定できます。
記入後に、さらに追加することも可能です。
例えば、魔法使いのキャラクターで
レベル10
攻撃魔法レベル8
癒し魔法レベル5
のように設定できます。

すべて設定したら「NFT情報登録」をタップします。
NFTを作成
ERC721で作成した場合、登録したNFT情報をウォレット(メタマスク)に送ることでNFTが発行されます。


未発行NFTの右下から、エアドロップをタップ。
ちなみに、「コレクションアイコンに設定」をすると、


コレクションのアイコン画像が設定できます。


NFTを受け取るウォレット(メタマスク)のアドレスを入力し、ガス代を確認して確定すればNFT作成は完了です。
メタマスクにNFTが発行されました。
ステップ5:NFTを販売する手順

NFTは、マーケットプレイスで販売します。
・Magic Eden(マジックエデン)
・OpenSea(オープンシー)
「独コンつくるくん」では2つのアイコンが並びますが、今回はMagic Edenに出品していきます。


販売するNFTから「マジックエデンのアイコン」をタップし、NFT詳細ページをひらきます。


List(出品)をタップし、販売価格と期間を決めて「List」します。


はじめて出品するする時は、コレクションを出品する許可(Approve)が必要です。
ガス代を払って確定します。


つづいて、出品の「署名」をします。


出品完了です!
あとは売るために宣伝をしていきましょう!
価格の変更や、出品キャンセルの仕方はコチラの記事で解説しています。
著作権・AI生成物に関する注意点

特にAIが自動生成した画像・音楽・映像などは、法律的に「誰のものか」が曖昧になりがちです。
国によって法解釈が異なるため、トラブルを避けるためにも事前にルールを把握し、自分の作品として正しく取り扱う意識が大切です。
「AIで作ったから自由に売ってOK」と思っていたら、後から使用禁止の警告が届いたり、法的トラブルに巻き込まれることもあります。
ここでは、初心者がNFT活動を始めるにあたって絶対に押さえておくべき5つのポイントを紹介します。
- AI作品には著作権が発生しない可能性あり:
米国では「人の手が加わっていないAI生成物には著作権が認められない」との見解があります。
日本ではまだ明確な法律はありませんが、「人間の関与」があるほど、著作権として主張しやすくなる傾向があります。 - AI生成物は「商用利用可」のツールを選ぶ:
MidjourneyやSoundrawなど、AIツールにはそれぞれ利用規約があり、無料プランでは商用利用NGなこともあります。
NFTとして販売する場合は、必ず「有料プラン+商用OK」のツールを選んでください。 - AI作品は“自分なりに編集”すると安全性が増す:
そのままの画像・音源ではなく、構図の調整や複数素材の合成、BGMの組み合わせなど、人間による創作性を加えることでオリジナル作品性が高まります。
これは著作権の主張にも有利です。 - 他人のキャラクターやブランドを使わない:
AIで生成できたとしても、ドラえもん風・マリオ風など有名キャラをベースにした作品はNG。
NFT販売に使うと著作権・商標権の侵害となり、法的リスクがあります。
二次創作NFTは非常にグレーです。 - 購入者への説明文でリスクを回避:
NFTの出品ページに「この作品はAIを活用して制作され、著作権は制作者に帰属します」などの注釈を添えることで、意図を明示し購入者とのトラブルを防げます。
また、商用利用の可否や用途制限も明記しておくと親切です。
まとめ:AI×NFTの最新活用事例と稼ぎ方
この記事では、AI×NFTという最新テクノロジーの組み合わせを使って、初心者でも実際に収益化できる方法を具体的に紹介してきました。
AIツールを活用すれば、絵が描けなくても、曲が作れなくても、映像編集ができなくても、NFTアーティストとして活動することができます。
重要なのは、「完璧な作品を作ること」ではなく、「まず1つ出品してみること」。
そこから経験が積み重なり、売れる仕組みや自分の強みが見えてきます。
NFTやAIの世界はまだまだ成長途中。だからこそ、今始めた人にはチャンスがあります。
「最初の1歩」を踏み出す人が、半年後には“作品が売れた人”になっているかもしれません。
迷ったら小さく始める。そうすれば、チャンスはどんどん広がっていきます。







