NFTを手に入れたけど、別のNFTに交換したい
ジェネラティブNFTを買ったけど、狙ってたキャラじゃなかった
そんな悩みにお答えします。 NFTマーケットプレイス(売り場)のOpenSeaに、NFTコレクター同士で直接NFTの交換ができる機能「Deals」があります。
この記事では、OpenSeaでNFTを交換する方法を解説します。
この記事を読むことで、狙っていたNFTと自分のNFTが交換できるようになります。 知り合いとのやり取りでも利用できるので、活用して好きなNFTをゲットしましょう!
- NFTコレクター
- NFT投資で含み益200万円超
- NFT保有数:600点以上
- 音楽NFTコレクションを運営
- バンドマンでギターリスト
- 元ECサイト運営マネージャー:年商10億
交換できるNFTの条件
どれでも好きなNFTを交換できるわけではなく、条件があります。
OpenSeaのブルーチップコレクションであること
OpenSeaのブルーチップは、優良なNFTと判断されたコレクションです。 一定以上の取引量がないとブルーチップに認定されないので、人気があるNFTと言えます。
- 販売高が75ETH以上
- 売買が活発であるなどOpenSeaの基準をクリア
同じチェーン同士のNFTしか交換できない
交換するNFTのチェーンが同じでないといけません。 イーサリアムチェーン同士、ポリゴンチェーン同士はOK。 イーサリアムチェーンとポリゴンチェーンのNFTは交換できません。 多くのNFTはイーサリアムチェーンで販売されていますが、ポリゴンチェーンやソラナチェーンなど、他のチェーンのNFTもあるので注意が必要です。
OpenSeaでNFTを交換する方法(持ちかける側)
OpenSeaでメタマスクを接続する
OpenSeaをひらきます。
↑コピペしてください。
左上のメニューから「Connect wallet」をタップ。
「MetaMask」を選んで、接続します。
パソコンの場合は右上の「Connect wallet」からメタマスクを接続します。
NFTの交換相手をDealsで検索する
メニューから「Account」を選び、「Make a deal」をタップ。
パソコンの場合は、右上のアイコンから「Make a deal」をクリック。
検索窓に、交換したい相手の情報を入力します。
・ユーザーネーム
・ウォレットアドレス
・〇〇.eth
情報がわからない場合はOpenSeaで交換したNFTを選び、Ownerd by(所有者)をタップします。
所有者のプロフィールが表示されるので、右の「…」からウォレットアドレスをコピーして貼り付ければOKです。
パソコンの場合は、ウォレットアドレス上をクリックでコピーできます。
検索窓にコピペすると交換相手が表示されるのでタップ。
NFTを選び、取引期間を設定して署名する
交換したいNFTをタップし、選択したら「Next」をタップ。
複数選んでもOK
例:1体⇄2体、3体⇄2体+WETH、5体⇄10体 など
自分のNFTから交換したいものを選択。
交換するNFTの価値が釣り合っていない場合は、WETHを追加します。
「Next」で進みます。
取引期間を設定します。
30分〜1ヶ月まで選択可。
設定したら「Send deal」をタップ。
交換したいNFTコレクションのアプルーブがまだの場合、メタマスクで承認が求められます。
※承認することでNFTのやり取りができるようになる
アプルーブの内容をチェックして「確認」をタップ。
交換のオファーができました。
メニュー→Account→Profile、でプロフィールページをひらき
プロフィールページの「Deals」をひらくと、取引内容が確認できます。
交換相手が承認してくれるのを待ちましょう
NFTの交換をキャンセルする方法
メニュー→Account→Profile、でプロフィールページをひらき
「Deals」からキャンセルした取引をタップ。
「Cancel deal」をタップ。
処理に必要なガス代をチェックし、「確認」をタップするとキャンセルできます。
OpenSeaでNFTの交換を受ける手順
メニュー→Account→Profile、でプロフィールページをひらき
プロフィールページの「Deals」をひらくと、交換のオファーが一覧表示されます。
その中から、交換を受け入れる取引を選んでタップ。
取引内容を確認し、「Accept deal」をタップ。
交換したいNFTコレクションのアプルーブがまだの場合、メタマスクで承認が求められます。
※承認することでNFTのやり取りができるようになる
アプルーブの内容をチェックして「確認」をタップ。
交換にかかるガス代をチェックし「確認」をタップで完了です。 プロフィールページで交換できてるか確認しましょう。
NFTを交換する時の2つの注意点
手軽に交換ができるDealsですが注意すべきことが2つあります。
NFTの交換は課税対象
NFTの取引に関する税金の法律は、まだ明確に整備されていません。(2024年1月時点) 現時点での法律によると、
NFTの交換は、NFTを売って新たにNFTを買ったとみなされます。
そのため同じコレクションのNFT同士でも、税金が発生します。
例えば、CNP同士の交換をしたとします。
・交換した時点でのCNP価格が10万円
・Aさん:CNPを200円で購入
・Bさん:CNPを15万円で購入
Aさんは、CNP同士を交換したことで 10万円-200円=99,800円 の収入を得たことになります。 →99,800円が課税対象。 Bさんは、CNP同士を交換したことで 15万円-10万円=-5万円 →5万円の損失で計上。 その後、AさんBさんともに10万円でNFTを取得したことになります。 税金に関しては専門家でないと質問に答えてはいけない法律があるので、税理士に相談することをオススメします。
将来的な価値は予想できない
NFTは価格の上下があり、投機的な側面を持っています。 そのため、現時点での価格が釣り合っているからと交換した後に、どちらかのNFTが高騰・暴落することは理解しておきましょう。 同じコレクション内で交換すると、リスクが少ないですね。
まとめ:NFTの交換ができるOpenSeaのDeals
NFTを個人間で取引する時、
などトラブルが多く、詐欺師がDM(ダイレクトメール)で騙しにくる手段で使われていました。
OpenSeaの交換機能を使えば、トラブルなしで取引できるでしょう。 ただし、税金や将来的な価値には注意しないといけませんね。 普段の送金手数料も気にしましょう。 気づかないうちに大損しないように!