NFTなんて流行るわけない
そう言われることは少なくありません。
新しい技術が登場すると、わかりにくさや違和感からこうした否定的な意見が出るのは当然のことです。
例えば、スマホが登場した時、
スマホなんて流行らない
と言われていました。
その後、スマホは今や私たちの生活に欠かせないものになっているのは周知の事実です。
この記事では、なぜNFTは流行らないと言われているのかを探り、その上でNFTが将来的にもたらす可能性について解説していきます。
この記事を読むことで、日本でNFTが流行らない具体的な理由がわかり、さらに将来的にNFTが活用される未来を知ることができます。
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日本でNFTが流行らない8つ理由
NFTの価値がわからない
だから、NFTの価値がわからないんです。
たとえば
- お金
- 家
- 車
など、価値がある物理的な「モノ」を「所有」することで、わたしたちの社会では経済が回っています。
この「所有する」ことをデジタルでも可能にする技術が、NFTの最大の特徴です。
しかし、今のところまだ「NFTを所有している」ということが、一般的に定義できていないんです。
もちろん、ブロックチェーンを見れば所有していることは明らかではありますが、普通はブロックチェーンをチェックしません。
NFTについては、誰もが分かるようになるまでは、一般的に価値を感じられるようにはならなそうです。
NFTの仕組みが難しい
NFTはブロックチェーンという新しい技術を使っているので、その仕組みを理解するのは簡単ではありません。
「NFT」や「ブロックチェーン」という言葉は知っていても、実際に何を指すのかわからない人が多いことが、NFTが流行らない理由の一つと考えられます。
でも、よく考えてみてください。
仕組みなんて理解しなくても、それを利用することは可能です。
スマホの技術を知らなくても使いこなしているし、テレビが映る仕組み、車が走る仕組みについても、ほとんどの人が詳しく知らずに利用しています。
NFTも同様に、仕組みがわからなくても便利なツールとして活用していくことが可能なものです。
NFTを始めるためのハードルが高い
よし、NFTを始めてみよう
まずは、1つ買うぞ!
と思っても、NFTを購入するまでにはいくつかのステップが待っています。
- 仮想通貨取引所の口座開設
- 仮想通貨のウォレットを作成
- 仮想通貨を購入しウォレットに送金
- NFTを購入する
このプロセスは、初心者が気軽にNFTを始めることを難しくしている要因の一つです。
しかし、手順をひとつひとつ見ると、それほど難しいことではないと感じるでしょう。
「NFTの始め方ガイド」を見れば、意外とカンタンなことだとわかります。
実生活に役立たない
今の生活の中で、わざわざNFTを使うシーンがまだないのが流行らない理由の一つです。
この記事内で「NFTを活用している実例」を紹介しているので、
こういう風に使うのか
と、実例がわかります。
日常的にアートを購入する文化がない
日本では、アートを日常的に購入する文化が根付いていません。
そのため、アート作品としてのNFTの需要が限られています。
実際、2020年の日本のアート市場規模は、世界市場のわずか3.2%にしか過ぎません。
アートを購入する文化がないため、アート作品としてのNFTも普及しにくい側面があります。
詐欺が横行している
まだ新しい技術のNFTは利用者の多くが初心者のため、詐欺師に狙われやすい状況にあるのは事実です。
また、詐欺のニュースがメディアにも取り上げられることが多く、NFTへの不安感をおぼえた人が参入をやめる一因となっています。
詐欺に関しては手口を知ることで、未然に防ぐことができます。
「メタマスクのハッキング事例と対策」の記事では代表的な詐欺手口と対策を解説しているので、目を通しておくことをオススメします。
NFTバブルの崩壊
2021年から2022年にかけてNFT市場は盛り上がり、一方2023年以降は取引量が激減しました。
こうしたバブル崩壊の事実は、NFTの普及をさまたげています。
一方で、技術はちゃくちゃくと進化し、NFTの活用は増えています。
先の章で「NFTを活用している実例」を紹介しているので、参考にしてください。
法律や税制が整っていない
日本ではNFTに関する法律や税制がまだ整備されていません。
といっても、これまでなかった技術なので、法律が追いついていないのは仕方がないところです。
一方、岸田総理が「ブロックチェーンやNFT、メタバースなどweb3の推進のための環境整備も含め、新たなサービスが生まれやすい社会を実現する」と言及しています。
「これから」ということですね。
NFTの現在地は幻滅期
NFTの現在地をハイプサイクルで示すと、幻滅期から啓発期に移行するところにいます。
黎明期:技術の登場
NFTは2017年のCryptoKitties(web3ゲーム)で注目を集めます。
「過度な期待」ピーク期
技術がメディアに取り上げられ期待が急上昇する時期。
NFTは2021年にBeeple氏のデジタルアートが75億円で落札されたことで、過度の期待が膨らみます。
この時期に多くの企業や有名人がNFT市場に参入してきました。
幻滅期
現実的な課題や制約が明らかになり、期待が衰退する時期。
NFT市場は2022年〜2023年にかけてバブルが弾け、多くのNFTの価値が急落しました。
市場や投資家の関心が一時的に冷え込みます。
これから緩やかに広がっていくところです。
啓発期
技術の実用性が再評価され、現実的なアプリケーションが登場し、投資家や人々の関心が戻り始めます。
次章で解説していますが、デジタルチケット、資格の証明書などで利用が増加していきます。
生産性の安定期
技術が広く採用され、実用的な価値として認識されます。
NFTが日常的に利用され、色々な産業で標準的な技術として採用される段階です。
NFTがこれから流行る7つの可能性
NFTで稼ぐことができる可能性
「NFTは稼ぐことができる」はパワーワードです。
実際、NFTで稼ぐことはバブルが崩壊したと言われる2024年でも可能です。
2024年3月に発売された「クリプトニンジャ咲耶」のNFTコレクションは、17.3ETH(約1,000万円:2024年6月レート)を売り上げています。
2022年のバブル時期のように、発売したら何でも売れる時代は過ぎ去りましたが、まだまだNFTプロジェクトで稼ぐことは可能です。
紹介したNFTコレクションは、「NFTクリプトニンジャ咲耶の特徴や買い方」で詳しく解説しています。
日本の文化とNFTの相性がよい
日本には、世界中で人気の高いアニメ、漫画、ゲームなど、数多くのデジタルコンテンツが存在します。
これらの作品は、知的財産として大きな価値を持っているのは周知の事実です。
こうしたデジタル資産がNFTと結びつくことで、新しい市場が生まれる可能性があります。
日本のデジタルコンテンツ産業はNFTと相性がよいので、日本経済のためにも上手に活用してほしいですね。
大企業や有名ブランドの参入
NFT市場には、大企業や有名ブランドが参入し始めています。
海外では、
・NIKE(ナイキ)
・adidas(アディダス)
・GUCCI(グッチ)
が、早くからNFT事業を始めており、国内でも
・トヨタ
・ホンダ
自動車メーカーが参入し、
・スクエア・エニックス
・KONAMI
は、NFT技術をつかったゲームを開発しているし、
・楽天
・LINE
・NFTTドコモ
は、NFTやメタバース事業を展開しています。
なぜ、大企業がNFTに参入するのか?
著名人の参入
名前をあげたらキリがないですが、
スヌープドッグ
ジャスティン・ビーバー
クリスティアーノ・ロナウド
本田圭佑
内村航平
坂本龍一
関口メンディー
Perfume(パフューム)
ロドンブーツ田村淳
など、多くの著名人がNFT市場に参入しています。
こうした事例が増えてくれば、NFTの認知度と普及は加速していくでしょう。
日常生活にNFTが使われる
NFTは偽造ができないという特性を活かし、すでに日常生活で実用化されつつあります。
- チケット
- 社員証
- 卒業証明書
- イベント参加証
など、証明書としての利用が見られます。
特に注目されているのが、SBTと呼ばれるNFTの種類です。
SBTは「一度ウォレットに入ったら、移動することができない」特徴のため、信頼できる証明書として機能します。
SBTに関しては、「SBTとは?証明書になるNFTを徹底解説」を参考にしてください。
例えば、ぼくの所有する「Zazen SBT」は、NFTコレクション「LLAC」を1年間以上大切に持ち続けたファンに贈られたNFTです。
今後、NFTの利便性が広く認知されることで、身分証明書からイベントチケットに至るまで、日常生活でNFTが活用される機会が増えていくでしょう。
LLACについては、「LLACの特徴と買い方」で詳しく解説しています。
NFTの便利さに気づく
NFTはデジタル資産の所有権を証明するだけでなく、その取引をプログラムによって自動化・効率化ができる技術です。
例えば、不動産取引の場面では、契約内容をプログラム上に組み込むことで、透明性と信頼性が高まります。
わずらわしい書類のやり取りを一切せずに、NFTの受け渡しだけで取引が完了するようになれば、多くの人がその便利さに魅力を感じるはずです。
このように、NFTの便利さと可能性が広く知られることで、今後さらに活用の場が広がっていくことが期待されています。
NFT購入のハードルが下がる
NFTが流行るためには、NFTの購入がもう少し手軽になることが必要です。
最近では、クレジットカード決済できるNFTも出てきてるので、一般層への普及が期待されます。
NFTの活用事例5選
NFTがクーポンになる
NFTコレクション「CNP」を持っていると、クーポンのように割引やサービスが受けられます。
引用元:CNP OWNERS
こんな美味しそうなピザが、NFTを持ってるだけで無料でもらえちゃいます。
参加店舗は150以上!
日本だけでなく海外のお店でも利用できるCNPオーナーズは、「CNPオーナーズでNFTをクーポンとして活用!」で詳しく解説しています。
NFTでふるさと納税
自分の出身地や応援したい自治体に寄付することで、寄付した金額の一部が所得控除される制度の「ふるさと納税」
この返礼品がNFTになっている例があります。
デジタルデータなので、
- 管理が簡単
- 輸送いらずで環境負荷の軽減
- 地域創生に貢献できる
などの特徴を持つ、新しいNFTの活用法です。
さらに詳しくは「NFTで広がるふるさと納税の新しい形」を参考にしてください。
NFTで証明書を発行
NFT学位証明書を千葉工業大学が発行
引用元:Forbes JAOAN
千葉工業大学が、2023年度の卒業生と修了生にNFT学位証明書を発行しました。
NFTの偽造できない特製は、証明書発行との相性が抜群です。
近い将来、証明書の分野はすべてNFTになっていくと予想しています。
NFTのチケット
世界規模のイベントでNFTが活用されることで、NFTの認知度が飛躍的に広がるでしょう。
万博で使うウォレットは無料で作れるので「EXPOデジタルウォレットの特徴と始め方」を見て、ゲットしてください。
NFTで観光地のスタンプラリー
香川県善通寺市周辺の7寺で、NFTのスタンプラリーを実施しています。
現地の二次元コードを読み取ることで、NFTがもらえる仕組みです。
こういった、NFTを配布する活用方法は全国各地で開催されるようになっています。
「地方自治体のNFT活用事例8選」でも活用事例を紹介しているので、参考にしてください。
NFTを始めるための5ステップ
NFTのことをより深く知るためには、実際にNFTを買ってみることが一番の近道になります。
たったの5ステップで、NFTを購入することができます。
詳しい手順は「NFTの始め方ガイド|まだ間に合います」を参考にしてください。
NFTを始める時の注意点
NFTを安全に利用するための3つの注意点を確認しましょう。
シードフレーズの管理
NFTを扱う上でもっとも重要なのは、「メタマスクのシードフレーズをしっかり管理」することです。
メタマスクはNFTや仮想通貨が入っているデジタル財布であり、シードフレーズはその財布をひらく「鍵」の役割にあたります。
「シードフレーズ」が他人に知られると、財布の中身が奪われてしまう危険があるということです。
少し混乱するポイントとして、「シードフレーズ」はいくつかの呼び名でつかわれます。
- シークレットリカバリーフレーズ
- 秘密のリカバリーフレーズ
- シークレットフレーズ
- シードフレーズ
- マスターフレーズ
- マスターパスワード
- ニーモニックフレーズ
- パスフレーズ
どれも同じ意味なので、知っておけば大丈夫です。
シードフレーズは、「メタマスクの設定」→「セキュリティとプライバシー」で確認できます。
画像つきの解説は「メタマスクのシードフレーズを確認する方法」を参考にしてください。
詐欺事例を知っておく
自分の資産は自分で守る必要があり、そのためには、「詐欺の手口を知っておく」ことが重要です。
「メタマスクのハッキング事例と対策」で具体的な手口と対策を解説しているので、しっかり読んで詐欺から身を守りましょう。
フリーWi-Fiを使わない
フリーWi-Fiはセキュリティ上のリスクが高いため、NFTや仮想通貨の取引時は利用を避けてください。
通信データが漏洩して、メタマスクのハッキング被害にあう人がでています。
どうしても使いたい場合は、セキュリティを高めるためにVPNサービスを利用してください。
フリーWi-Fiに関しては、「フリーWi-Fi使うならVPNでセキュリティ対策しよう」で詳しく解説しています。
NFTについてのQ&A
NFTの購入は大金が必要?
確かに、一部のNFTは高額で取引されていますが、需要と供給のバランスで価格が上がっているだけです。
実際は、数百円くらいで販売しているNFTも多いですよ。
初めてNFTを買う時にかかる費用を調べた「NFT購入の実費を知ろう!初期費用と節約術」の記事を参考にしてください。
ちなみに、NFTの購入には、NFTの価格+各種手数料がかかります。
そして、すべて合わせて1,100円で購入できました。
どのNFTを買ったらイイ?
初心者が最初に購入するのであれば、将来性があるプロジェクトのNFTをオススメします。
とはいえ、「将来性がある=人気がある=価格が高い」というのが事実です。
国内No.1プロジェクトの「CNP」は、約20万円で取引されています。
いきなり買うには高過ぎる…
国内のNFTプロジェクトをまとめた記事「日本人アーティストが手がける人気NFT作品26選」を参考にするのも一つの手です。
あなたの興味や関心があるジャンル、ゲームのアバターや人気アニメのNFTなど、身近なところから始めるのが良いですよ。
NFTについて効率よく学ぶ方法は?
とは言え、それだけでは回答として不十分なので以下の方法をお試しください。
- とりあえず買ってみる
- Youtubeの解説を見る
- NFT界トップランナーの解説
- Voicy・スタンドFM(音声メディア)
- 本で学ぶ
- X(Twitter)で情報収集する
- Discordに参加してみる
- ニュースを読む
上からオススメ順に並べてあります。
それぞれ詳しい学び方の詳細は「初心者必見のNFT勉強法8選」を参考にしてください。
まとめ:NFTが流行らない8つの理由と未来の可能性
NFTは、日本ではまだ広く普及していませんが、その技術と可能性は注目すべき存在です。
NFTが流行らない理由には、分かりにくさや法整備の遅れ、詐欺リスクなどがあげられます。
しかし、これらの課題を乗り越えつつ、便利に活用されていく未来も見えています。
初心者向けに丁寧に解説した「NFTの始め方ガイド」を参考にしてください。