NFTってどこで買うの?
NFTは「マーケットプレイス」と呼ばれる専用の売り場で売買されます。
「NFT版のAmazon」と思っていただければイメージしやすいでしょう。
そこで、この記事ではおすすめのNFTマーケットプレイスを紹介します。
先に1番のおすすめを紹介すると、
なぜなら国内No.1プロジェクトのCNPをはじめ、海外の有名なプロジェクトがMagic Edenを推奨しているから。
実際に、2024年3月にNFTマーケットプレイスのシェアで「MagicEden」がトップにたちました。
- NFTの売買ができるマーケットプレイスについて
- 海外・国内のおすすめマーケットプレイス
- NFTを買う時の注意点
- よくある質問と回答
この記事を読むことで、NFTマーケットプレイスのことがわかり、安心してNFTを売買できるようになります。
- NFTコレクター
- NFT投資で含み益200万円超
- NFT保有数:600点以上
- 音楽NFTコレクションを運営
- バンドマンでギターリスト
- 元ECサイト運営マネージャー:年商10億
NFTマーケットプレイスはNFT売り場
NFTマーケットプレイスは、デジタルアートや音楽、ゲームアイテムなどのNFTを売買するためのオンラインプラットフォームです。
マーケットプレイスでは、アーティストやクリエイターが作品を公開し、ファンやお客さんが購入することができます。
NFTマーケットプレイスでできること
- NFTを購入する
- 買ったNFTを販売する(2次販売)
- NFTをつくって販売する
NFTの売買は、マーケットプレイスで行います。 もちろん個人間の取引も可能ですが、詐欺が多いのでオススメしません。
NFTマーケットプレイスの選び方
あなたが利用するNFTマーケットプレイスを、どのように選べばよいかを紹介します。
あなたのほしいNFTがあるところ
NFTには、
- アート
- ゲーム
- 音楽
- 写真
- トレーディングカード
などいくつかの種類があります。
マーケットプレイスによって取扱うジャンルがあるので、確認しましょう。
信頼できるマーケットプレイスであること
NFTマーケットプレイスの中には、詐欺などのトラブルが発生しているところもあります。
- 運営元を確認
- 利用者が多いか
- 情報があるか
など調べてから利用するのがオススメ。
TwitterのDMで、「手数料が安いココで取引しよう」なんて騙す詐欺もあるので、注意が必要です。
海外でおすすめのNFTマーケットプレイス8選
海外でおすすめするNFTマーケットプレイスは、以下の通りです。
Magic Eden(マジックエデン)
引用元:Magic Eden公式
- 2024年に世界No.1の取引額を記録
- ローンチパッド(NFTリリース販売)がある
Magic EdenはSolanaチェーンでシェアを伸ばしたマーケットプレイスです。
2024年には、取引額で世界No.1を記録しています。
・Solanaチェーン
・Polygonチェーン
・Bitcoinチェーン
・Ethereumチェーン
・BASEチェーン
5つのチェーン上でNFTの売買ができるようになっています。
- 取扱ジャンル
-
アート、ゲーム
- 通貨
-
SOL、ETH、POL(旧MATIC)、BTC
- 販売手数料
-
2%
OpenSea(オープンシー)
引用元:OpenSea公式サイト
・世界最大級のNFTマーケットプレイス ・さまざまなジャンル、コンテンツを網羅
OpenSeaはNFT黎明期に世界シェアが最大だったマーケットプレイスです。
クリエイターに還元するロイヤリティ問題から利用者が減っていますが、つかいやすいプラットフォームに変わりはありません。
ロイヤリティに関しては、「NFTのロイヤリティとは」で詳しく解説しています。
- 取扱ジャンル
-
アート、ゲーム、トレーディングカード、音楽、その他
- 通貨
-
ETH、WETH、POL(旧MATIC)、USDCなど
- 販売手数料
-
2.5%
Foundation(ファンデーション)
引用元:Foundation公式サイト
・出品は招待制のマーケットプレイスだったので、質の高い作品が揃っている ・2022年に招待制を撤廃し、誰でも出品できるマーケットへ移行
Foundationでは質の高い作品が多く揃っていて、実力のあるアーティストが発見しやすくなっています。
- 取扱ジャンル
-
アート
- 通貨
-
ETH
- 販売手数料
-
15%
Rarible(ラリブル)
引用元:Rarible公式サイト
・誰でもカンタンにNFTを発行できるインターフェイス ・NFTの売買でトークン(RARIという独自通貨)がもらえる
Raribleはシンプルなシステムで取引がカンタン。 初心者でも指示に従って空欄を埋めていくだけでNFTを発行できます。
- 取扱ジャンル
-
アート、ゲーム、音楽、写真
- 通貨
-
ETH、WETH
- 販売手数料
-
1%
SuperRare(スーパーレア)
引用元:SuperRare公式サイト
・審査を通貨したNFTが出品されている ・購入したNFTアートを一般公開できる
SuperRareは特にデジタルアートに特化したプラットフォーム。 出品されているNFTは厳しい審査を通過したもので、優れたアート作品が揃っています。
- 取扱ジャンル
-
アート
- 通貨
-
ETH
- 販売手数料
-
3%
LooksRare(ルックスレア)
引用元:LooksRare公式サイト
- NFTの売買で独自トークン「LOOKS」がもらえる
- 「LOOKS」保有者は投票できる予定
LooksRareは、シェアを伸ばしているマーケットプレイスの一つ。 OpenSea利用者に「LOOKS」を無料配布したことで多くの利用者を獲得しています。
- 取扱ジャンル
-
アート
- 通貨
-
ETH、WETH
- 販売手数料
-
2%
X2Y2(エックス・ツー・ワイ・ツー)
引用元:X2Y2公式サイト
- NFTを預けたり貸し出す(ステーキング・レンディング)ができる
- 取引手数料が0.5%と安い
- NFTを出品すると独自トークン「X2Y2」がもらえる
X2Y2は2022年2月にサービス開始。 手数料が0.5%とOpenSea(2.5%)よりも安いこともあり、人気です。
- 取扱ジャンル
-
アート
- 通貨
-
ETH
- 販売手数料
-
0.5%
Blur(ブラー)
引用元:Blur公式サイト
- 複数のマーケットの商品を集める機能を持つ
- 取引手数料0%
- 独自トークン「Blur」を無料配布(エアドロップ)
BlurはOpenSea、X2Y2、LooksRareで出品されているNFTを統合し、Blur内で購入できます。 2022年10月のサービス開始から、「取引手数料0%」を武器にして急激にシェアを拡大している注目のマーケットプレイスです。 クリエイターに払うロイヤリティの率を選べることもあり、短期売買をする投資家がこぞって利用しています。
引用元:NFT NEWS TODAY
2023年2月には、世界最大といわれるOpenSeaの取引量を上回っています(マーケットプレイスシェア:OpenSea36.2%、Blur45.8%)
- 取扱ジャンル
-
アート
- 通貨
-
ETH
- 販売手数料
-
0%
国内でおすすめのNFTマーケットプレイス4選
国内でおすすめするNFTマーケットプレイスは、以下の4つです。
Coincheck NFT(コインチェック)
引用元:コインチェック公式サイト
・取引所とマーケットが一体化しているので決済がカンタン ・売買手数料(ガス代)が無料 ・決済で利用できる通貨が全16種類
仮想通貨取引所のコインチェックが運営するNFTマーケットプレイス。
出品・購入時にかかるネットワーク手数料(ガス代)が無料なのは魅力。
コインチェック口座があればカンタンに利用できます。
- 取扱ジャンル
-
アート、ゲーム、トレーディングカード、ファッション
- 通貨
-
ETH、BTC、他10種類以上
- 販売手数料
-
10%
Adam byGMO(アダム・バイ・ジーエムオー)
引用:Adam byGMO公式サイト
・クレジットカード・銀行振込で日本円の決済に対応
・仮想通貨取引所「GMOコイン」を手がけるGMOグループが運営
Adam byGMOは、クレジットカード決済や銀行振込を利用することで日本円でNFTの入手が可能。 そのため、仮想通貨に詳しくなくても気軽に利用することができるNFTマーケットプレイスです。
- 取扱ジャンル
-
アート、トレーディングカード、音楽、漫画、動画
- 通貨
-
ETH、クレジットカード、銀行振込
- 販売手数料
-
5%
HEXA(ヘキサ)
引用元:HEXA公式サイト
・仮想通貨なし、日本円で完結 ・仮想通貨による取引がないのでガス代不要 ・無料でNFTを発行できる
HEXAではTwitterアカウントがあればカンタンにNFTの発行が可能。 日本円だけでNFTを発行、売買したい人にはオススメのマーケットプレイスです。
- 取扱ジャンル
-
アート、写真
- 通貨
-
XYM、クレジットカード
- 販売手数料
-
20%
Xinobi(シノビ)
Xinobiは、国内最強NFTコレクションCNP(Crypto Ninja Partners)を販売するために開発中のマーケットプレイス。 他のマーケットプレイスでかかる手数料を、アフィリエイトなどでユーザーに還元する仕組みが入る模様。
2023年の早い段階でローンチされる予定です。 参加人数10万人以上を誇るNinjaDAO(2023年2月時点)発のプロジェクトの売買ができるようになるだろうと、期待が高まっています。
NFTマーケットプレイスを使う時の注意点
盗作・ニセモノのNFTに注意
残念ながらNFTの中には盗作やニセモノが存在します。 購入する時は、公式サイトやTwitter、Discordからのリンクから購入ページにいくことをオススメします。 NFTマーケットプレイスのページ自体がニセモノの場合もあるので、Google検索ではなくブックマークを利用しましょう。 ※ニセサイトでも広告を出すと検索上位に表示されます。
投資目的で買う場合は、価格が下がることもある
「NFTは儲かる」と聞いてはじめる人も多いはず。 ただしNFTの価格は人気によって上下することを理解しておきましょう。
NFTマーケットプレイスのQ&A
NFTマーケットプレイスのよくある質問と回答を紹介します。
どこのマーケットプレイスを使っても同じNFTが買えるの?
はい。
NFTはマーケットプレイスで管理されているのではなく、ブロックチェーン上に存在しています。
そのため、どこで買っても同じものになります。
同じ商品をAmazonと楽天市場で在庫共有して販売しているようなイメージです。
OpenSeaで買えないNFTって何?
国内NFTプロジェクトの多くは、2024年2月以降OpenSeaで取引できないプログラムを実装しています。
これはOpenSeaが、二次流通の時に運営に還元される「ロイヤリティ」を廃止したためです。
ロイヤリティ収益は、プロジェクトの運営資金として使われます。
そのため、OpenSea以外でもBlurなど「ロイヤリティを撤廃しているマーケットプレイス」での取引を停止する措置がされているわけです。
ロイヤリティに関しては、「NFTのロイヤリティとは」で詳しく解説しています。
まとめ:NFTマーケットプレイスのおすすめはMagic Eden(マジックエデン)
数あるNFTマーケットプレイスの中から、オススメを紹介しました。
投資として活用するなら、Blurのように取引手数料0%のマーケットプレイスを利用するのがお得ですね。
国内マーケットプレイスではCoincheck NFTがオススメ。
大手取引所自体が運営し、高い信頼性がある点、コンテンツを厳選して安全性が高い点もポイントです。
仮想通貨での取引が主流なのは変わりませんが、クレジットカード・銀行振込に対応したマーケットプレイスも出てきています。
NFTを手軽に買えるようになるのはうれしいですね。
マジックエデンの使い方は、「MagicEdenの使い方を徹底解説」を参考にしてNFTを購入してみましょう!