OpenSeaは知ってるけどRaribleって何?
Raribleの特徴を知りたい
RaribleでNFTを買う方法を教えて欲しい
そんな疑問にお答えします。 近年のNFT需要の高まりに比例して、NFTを取引する場所「NFTマーケットプレイス」が次々と登場しています。
NFTクリエイターに2次流通以降も収益が分配される「ロイヤリティ」 OpenSeaをはじめ多くのマーケットプレイスが撤廃をする中、ラリブルは「ロイヤリティ」を守ることを発表し、注目を集めています。 この記事では、ラリブルの特徴やNFTの買い方を解説します。
- ラリブル5つの特徴
- ラリブルでNFTを買う方法
この記事を読むことで、ラリブルのことが分かり、NFTを買うことができるようになります。
- NFTコレクター
- NFT投資で含み益200万円超
- NFT保有数:600点以上
- 音楽NFTコレクションを運営
- バンドマンでギターリスト
- 元ECサイト運営マネージャー:年商10億
Rarible(ラリブル)5つの特徴
ラリブルはNFTの売買や作成ができる「NFTマーケットプレイス」です。 その特徴は以下の5つ。
クリエイターがロイヤリティーを設定
NFTが普及した要因の一つに「ロイヤリティ」があります。 NFTが売れるたびに、売上の数%がクリエイターに還元される仕組み。 この革命的な仕組みに賛同し、多くのクリエイターたちがNFT市場に参入してきました。 ところが、世界最大級のNFTマーケットプレイスOpenSeaをはじめ、多くのマケプレがロイヤリティ撤廃の方向に向かっています。 そんな中
ラリブルでは、クリエイター自身で最大50%までのロイヤリティを設定できます。
手数料が安い
OpenSeaの2.5%と比較すると、その安さが分かります。
10%くらいかかるAmazonやメルカリと比べてしまうと、激安です。
無料でNFTを作成できる
ラリブルは無料でNFTをつくることができます。 NFTにできるデータは
・PNG
・GIF
・WEBP
・MP4 or MP3
データサイズは100MBまで。 手順通りに進めるだけで簡単に作成できます。 もちろん、ロイヤリティ設定もできますよ。
発行・販売時のガス代も無料
ラリブルでは「lazy minting」を導入したことにより、発行・販売時のガス代が無料でできます。 lazy mintingは、ブロックチェーンの外部で処理を行う仕組み。 通常、NFT取引は、取引記録をブロックチェーンに書き込むための「ガス代」が発生します。 そのガス代をなくすために、販売する段階ではNFTではなく、売れた時にはじめてNFTとして発行されます。 ※購入者がガス代を負担。
4つのチェーンに対応
ラリブルは4つのチェーンに対応しています。
- Ethereum(イーサリアム)
- Polygon(ポリゴン)
- Tezos(テゾス)
- Immutable X(イミュータブルX)
NFT取引で主要な2つのチェーン「イーサリアム」と「ポリゴン」をカバーしているので、問題ありません。
ただし、Solanaチェーンなど対応外のNFTを取引したい場合は、他のマーケットプレイスを利用することになります。
独自トークン「RARI」
ラリブルでは独自トークン「RARI」を発行しています。 使い道は2つ。
・ラリブルへの投票権
・取引で発生する手数料の支払い
ただし、2022年1月で配布は終了しているため、現在は取引所で売買するしか手に入れる方法はありません。
Rarible(ラリブル)でNFTを買う手順|始め方
NFTの購入は5つの簡単なステップで完了できます。
一緒に順を追って見ていきましょう!
無料で口座開設|最短10分
GMOコインはメタマスクへの送金手数料が無料の暗号資産(仮想通貨)取引所です。
コインチェックやビットフライヤーは、送金するたびに0.005 ETH(約2,500円)の手数料が発生します。
しかし、送金手数料が無料のGMOコインを利用すれば手数料はタダ。
損をしないように、普段使いはGMOコインを利用しましょう。
GMOコインをすすめる理由は4つ。
GMOコインをひらき、口座開設ボタンをタップします。
メールアドレスを入力し、届いたメールからパスワードを設定します。
- 2段階認証
- 個人情報を入力
とすすめ、
スマホ撮影で「本人確認書類」を送信すれば、完了です。
より詳しい手順は、「GMOで口座開設する方法」にて画像つきで解説しています。
日本円を両替する
口座開設が完了したら、日本円を入金して仮想通貨に両替します。
メニューから「入出金 日本円」を選択。
表示された振込先に入金します。
日本円を入金したらETH(イーサ)と両替します。
メニューから、「取引所 現物取引」を選び、
「成行」で「買」を選択し、取引数量を入力して購入します。
購入方法のより詳しい手順は「GMOコインでETHを購入する方法」にて、画像つきで解説しています。
暗号資産(仮想通貨)の財布をつくる
NFTを購入するために、仮想通貨の財布(メタマスク)を作成します。
アプリをダウンロードします。
パソコンの場合はメタマスク公式サイト からインストールします。
「開始」から「新規ウォレットを作成」します。
パスワードを入力し、秘密のリカバリーフレーズを紙にメモして入力確認すると完了です。
秘密のリカバリーフレーズは、大切に保管してください。
メタマスクを復元する時に必要になります。
さらに詳しい手順については、「メタマスクの導入方法」を参考にしてください。
メタマスクにお金(ETH)を入れる
銀行にお金を入れたままだと買い物ができないので、財布にお金を移動します。
スマホは左上メニューをひらいて「入出金 暗号資産」をタップ。 アプリは「預入/送付」をタップします。
送り先のアドレスは、メタマスクからコピペしてください。
送金する数量(金額)を入力し、2段階認証をすれば送金完了です。
さらに詳しくは、「メタマスクへETHを送金する方法」にて画像つきで解説しています。
Rarible(ラリブル)でNFTを買う
ラリブルを開きます。
↓コピペしてください。
【パソコンの場合】
ラリブルを開いて、メタマスクを接続します。
右上メニューから、「ウォレットに接続」をタップ。
メタマスクを選び、接続します。
もう一度、署名します。
利用規約が表示されたら、チェックを入れて続けます。 ※Display nameとemailは省略可。
検索アイコンから、購入するNFTを探します。
今回は「CNP」を購入します。 検索フィルタで「チェーンの種類」「価格」を絞ることができます。
>>>CNP(CryptoNinja Partners)とは?
人気NFTコレクションは偽物に注意しましょう。 公式サイトやX(Twitter)、アドレスをしっかり確認。 「Buy Now」で1点の購入、「+」で複数点を同時購入できます。
価格を確認し、支払いに進みます。 メタマスクでガス代の確認をして、「承認」すれば購入完了です!
国内NFTプロジェクトはCAL(キャル)でマケプレを選択
OpenSeaのロイヤリティ撤廃の発表を受けて、
On @opensea's decision to sunset their Operator Filter. pic.twitter.com/ahc155WWkX
— Yuga Labs (@yugalabs) August 18, 2023
BAYCやCryptoPunksなど世界最大手のNFTコレクションを運営する「ユガラボ」が、2024年2月でOpenSeaのサポートを終了する声明を出しました。 NFTコレクション運営にとって、ロイヤリティ収益は事業継続のための大切な資金になり、とても重要ということ。 ※OpenSeaの手数料収益の80%は、「ユガラボ関連のNFTコレクション」から得ています。 一方、国内のNFTプロジェクトは、詐欺被害を減らすために「CAL」というプログラムを導入しているケースが多いです。 CALは、取引できるマーケットプレイスを設定できます。 つまり、ロイヤリティがもらえるマケプレだけを選択できるということ。 今後は、ラリブルのようにロイヤリティOKのマーケットプレイスの需要が高まるかもしれません。
まとめ:Rarible(ラリブル)の特徴とNFTの買い方
NFTマーケットプレイスのシェアでは、ラリブルはまだまだ少ないです。 ただし、ロイヤリティを保護することで、今後シェアを拡大していく可能性があります。 OpenSea一強の時代が終わりつつあるので、注目ですね。