・盗難品を買うとOpenSeaで売れなくなるの?
・警告文があるNFTは買わないほうがイイの?
・買ったNFTに警告文がついたんだけど、どうすればイイ?
・盗難品の見分け方を教えてほしい
そんな悩みを解決します。 NFTの詐欺被害は多いです。 「2021年7月から1年間で盗まれたNFTは140億円以上」の調査結果も。 盗まれたNFTは、売りに出されて換金されます。 つまり、盗品が市場に出ているということ。 知らずに買ってしまった人は、悪くありません。 悪いのは盗みをしている人です。 でも、盗品を買うのは嫌ですよね? この記事では、盗難品のNFTを買わないようにするコツを解説します。
この記事を読むことで、盗難品NFTを見分けて買わないようになれます。 楽しくNFTの売買をするために、学んでおきましょう。
- NFTコレクター
- NFT投資で含み益200万円超
- NFT保有数:600点以上
- 音楽NFTコレクションを運営
- バンドマンでギターリスト
- 元ECサイト運営マネージャー:年商10億
盗すまれたNFTを見分ける3つの方法
盗難品NFTの見分け方は、以下の3つです。
盗まれたNFTは、買いたくないですよね? 盗品かどうかの見分け方を3つ紹介するので、見ていきましょう。
警告文「不審なアクティビティ:suspicious activety」
OpenSeaでNFTを見ていると「赤い三角」の警告がでているものがあります。 わかりやすいですね。 盗難品です。 盗まれた人がOpenSeaに申請するとつきます。 盗難の通報が入ったばかりの時は「黄色い三角」の場合もあるので、注意しましょう。
フロアプライスと比べて、価格が安すぎる
フロアプライス(最低価格)と比べて、安すぎる場合は注意が必要です。 ハッカーはすぐに換金したいので、市場価格より安くして売り抜けようとします。 警告マークがでていないか、短期間に転送が繰り返されていないかを確認しましょう。 ただし、安すぎるNFTがすべて盗品ではないので、チェックするくらいで大丈夫です。
- お金に困ってすぐ売りたい人
- 値段をつけ間違えただけ
なんてケースもあるので。
「一桁間違えて出品しちゃったー」と泣いているツイートを見かけることも
転送(Transfer)が短期間に繰り返されている
NFTの取引履歴(アイテムアクティビティ)で、短期間で転送が繰り返されていたら注意します。 転送元や、販売しているウォレットを確認したほうがよいです。
「アクティビティ」の売買履歴を見て、判断します。 ただし、本人が別ウォレットに移動して販売していることがあるので、見極めは難しいかもしれません。
盗品(詐欺・ハッキング被害)NFTを買うとどうなる?
OpenSeaでは盗難の通報があると、調査をします。 盗難の疑いがあると、警告マークをつけて売買禁止に。
そう、購入者は普通にNFTを買っただけなのに、売れなくなってしまうんです。
困りますね。 対処法を紹介します。
盗品NFTを買ってしまった場合の対処法
盗難品のNFTを買ってしまった場合は、以下の方法を試してください。
NFTプロジェクトの運営に相談
まず、NFTコレクションの運営チームに相談しましょう。 NFTプロジェクトはDiscordコミュニティを持っていることが多いので、相談するのが一番です。
💡もし購入したCPPに盗難マークがついた場合
— GoemonDX/CLOSEPA Founder (@crypto_warrier) December 11, 2022
いつでも、わたしかDiscord内のサポートチケットにてお知らせ下さい。すぐに運営保有分と交換します。#CLOSEPA はスキャム対応を目的とした運営保有分の確保もしています。安心してコレクションオファーもして下さい🤝
◆Discord: https://t.co/hZtNPIIP4w https://t.co/kIQ2AfWh2l
運営保有分と交換してくれるケースがあります。
OpenSeaの警告マークが切れるまで待つ
盗まれた人がOpenSeaに通報後、さらにFBIに被害届をださないと数日〜1ヶ月で「警告マーク」は消えます。 しばらく待ってみるのも、一つの手です。
OpenSea以外のNFTマーケットプレイスで売る
OpenSeaでは売買できなくても、他マーケットプレイスでは売れます。 他で売ってしまい、別のNFTを買うという手もありますね。
OpenSeaに通報する
解決にはなりませんが、OpenSeaに通報することができます。 できれば、詐欺師のアカウントは凍結して、二次被害を防ぎたいですね。
詐欺師と思われるウォレットをタップ
「レポート(Report)」をタップ。
理由を選んで、「レポート」通報します。
盗まれたNFTに関するQ&A
盗まれたNFTに関する、よくある質問にお答えします。
OpenSeaで盗品NFTを買うとどうなりますか?
購入したNFTに警告マークがつき、売買が制限される可能性があります。
警告文がついたNFTはどうすればいいですか?
購入したNFTプロジェクトの運営に相談するか、OpenSeaに通報しましょう。
警告文が消えることはありますか?
通報後に被害届が提出されなければ、数日から1ヶ月で警告マークが消えます。
他のマーケットプレイスで盗品NFTを売ることはできますか?
はい、OpenSea以外のマーケットプレイスで売ることが可能です。
転送が短期間に繰り返されているNFTはなぜ危険ですか?
盗まれたNFTである可能性が高いためです。
盗品NFTを買ってしまったら返金は可能ですか?
返金は難しいですが、運営に相談すると交換対応がある場合があります。
ダメ元で問い合わせてみましょう。
盗難被害に遭ったNFTを取り戻す方法はありますか?
取り戻すのは、ほぼ無理だと考えてください。
まずはOpenSeaに通報し、場合によっては法的手続きを検討してください。
その他、具体的な対応は「NFT詐欺被害の対応マニュアル|メタマスクがハッキングされたら」を参考にしてください。
警告文がついていないが怪しいNFTの判断方法は?
価格が安すぎる、転送履歴が不自然などの点を確認しましょう。
まとめ:盗品NFTは買わないように、対処法もチェック
盗品NFTを見分ける方法は3つ
知らずに買ったら、盗品だった場合は4つの対処法を試しましょう。