NFTを買って嬉しい!Tシャツにプリントして着たいな
リアルグッズでNFTアートを楽しみたいな
NFTアートをグッズにして売ってみた
そんな方に向けて、グッズ化する時の注意点とおすすめサービスを紹介します。
- NFTコレクター
- NFT投資で含み益200万円超
- NFT保有数:600点以上
- 音楽NFTコレクションを運営
- バンドマンでギターリスト
- 元ECサイト運営マネージャー:年商10億
NFTアートをグッズ化する前の注意点
NFTアートをグッズ化する前に知っておくべきことは、作品の著作権です。
NFTを購入したからといって、著作権はあなたのものにはなりません。
一部のNFTコレクションでは「2次創作・商用利用OK」の記載を見かけますが、権利の扱いはコレクションごとに異なります。
必ず、そのコレクションのガイドラインを確認し、許可された範囲内で活用するようにしましょう!
確認をせずに無断でグッズ化をしてしまうと、著作権侵害に該当する可能性があります。
そうならないように作品の権利関係を把握しておくことは不可欠です。
グッズ化は著作権があるから普通はダメ
引用元:ONE PIECE公式サイト
有名なキャラクターを無断でグッズ化するケースを考えてみます。
たとえば
もちろん、著作権違反に該当することとして公式サイトに明示されています。
商用利用OKのNFTコレクション
NFTコレクションの中には、作者が著作権を放棄したり、商用利用を許可していることがあります。
グッズ化しても問題ないNFTコレクションは、以下の3つのパターンがあります。
- CC0(シー・シー・ゼロ):製作者が著作権を放棄している
- 著作権は持ったまま、2次創作・商用利用を許可している
- NFT所有者のみ、2次創作・商用利用を許可している
では、具体的にどのようなNFTコレクションがグッズ化できるのか、見ていきましょう。
NFTコレクション:Nouns
Nouns(ナウンズ)は、NFTコレクションにおけるCC0の代表的な存在です。
CC0は、制作者が著作権を放棄しているという意味です。
この赤いメガネに見覚えがあるかもしれません。
誰でも使えるので、いろんなところで見かけますね。
NounsのNFTを持っていなくても、グッズ化が可能です。
というか、高くて買えないNFT…1体300万円くらいで取引されています
NFTコレクション:CryptoNinja
CryptoNinja(クリプトニンジャ)は日本を代表するNFTコレクションであり、NFTを持っていなくてもグッズ化が許可されています。
※著作権は放棄していません。
クリプトニンジャはファンアートが活発で、日本のNFT市場で2次創作・商用利用OKにしたことで知名度を上げた例の筆頭です。
2次創作・商用利用を許可すると、認知が広がるというメリットが製作者にもあります。
NFTコレクション:CNP
本家CryptoNinjaより有名になっているCNP(CryptoNinja Partners)も、NFTなしでグッズ化が可能なコレクションです。
そもそも、CNPはクリプトニンジャの2次創作でつくられました。
商用利用できるってすごい…
\🎉ただいま作品登録765件🎉/
— 【公式】CNP(シーエヌピー) | CryptoNinja Partners (@cnp_ninjadao) June 4, 2024
CNP2周年を記念して、これまでファンアートを作ってくださったクリエイターのみなさまへの感謝の気持ちを込めた企画を開催中😊
CNPトークンのプレゼントが受け取れる✨
ファンアート登録キャンペーンはリプ欄より🙌
✅今まで制作されたファンアート大歓迎!… pic.twitter.com/5rEbyDyavq
CNP公式で、「ファンアートを募集&商用利用してください!」イベントを実施しています。
CNPについては、「CNPとは?特徴や買い方を解説」で詳しく解説しています。
NFTコレクション:SKB、CBAs
SKB(しきぶちゃんワールド)、CBAs(Crypto Baby Animals)は、SNS総フォロワー数100万人を誇るブソンさんが手がけるNFTコレクションです。
どちらのコレクションも、NFTを購入することでキャラクターの商用利用ができるようになります。
SKBのしきぶちゃんは、
日清シスコのココナッツサブレや
カルビーのじゃがりことコラボをしている大人気キャラクターです。
SKBのライセンスに関しては、「しきぶちゃん(SKB)ライセンスで夢を叶える」で詳しく解説しているので、参考にしてください。
NFTをグッズ化できるおすすめサービス4選
でも、グッズ化して売るとなると
- メーカーと打ち合わせをしなきゃいけない
- 在庫をかかえてしまう
- 発送業務が発生する
など、大変そうなイメージを持っていませんか?
心配いりません。
最近では「画像データをアップロードするだけでお手軽にグッズ制作できる」サイトがあります!
グッズ化にピッタリのサイトを、厳選して4つ紹介していきます。
SUZURI(スズリ):受注生産で発送まで自動化
- メタマスクを接続してNFTのグッズ制作
- 初期費用がかからないのでノーリスク
- 売れたときにしか手数料が発生しないので赤字にならない
- 売れてから作るので在庫不要
- SUZURI上に商品が掲載される
- 商品が売れたら決済・製造・発送まで全て自動
SUZURIでつくれるグッズの種類は
- Tシャツ
- パーカー、スウェット
- キャップ
- スマホケース
- バッグ
- ステッカー
など、他にも多数あります。
デメリットは、注文してから届くまでに時間がかかること。
受注生産になるので仕方がないですが、在庫をもたないメリットの方が大きいです。
おすすめポイント
- グッズがつくれるだけでなく、SUZURIサイト内で商品が掲載される
- Google検索の「ショッピングタブ」に表示される
- 商品が売れたら決済・製造・発送まで全て自動
自分で使う分だけつくることもできるし、サイトをつくらなくてもネット販売ができてしまいます。
リスクのない受注生産
販売サイトも用意されてて最高!
ME-Q(メーク):1個からつくれて豊富な種類
- 作れるアイテムの種類は350種類
- ECショップ制作アプリ「BASE」と連携できて自分のショップが無料で作れる
- 1点から注文できるので在庫リスクなし
- 注文受付後は最短3営業日で出荷
作れるアイテムの種類は350種類と豊富なので、思い浮かぶものはほとんどつくれるのでは?
デメリットは、ME-Qの販売サイトがないこと。 ただし、無料で販売サイトをつくれる「BASE」と連携できます。
おすすめポイント
- 1点からつくれる
- 「デザイン作成シミュレーター」で完成品をイメージしやすい
- スマホケースなら、お店でかうより安い
1点からつくれるなら、試しやすい!
CRAZY INK:アパレルのプロが手がける
- オリジナルウェアが簡単・手軽・低価格で制作できる
- オリジナル商品の相談も受付けてくれる
デメリットは、アパレルに特化している点。
Tシャツ、スウェット、パーカーの作成に特化しています。
おすすめポイント
- アパレルのプロが手がけていて安心
- 画像のアップロード後に編集可能
NFTをグッズ化するメリット
NFTコレクションには、同じNFTを持っている人たちが集まるコミュニティがあります。
例えば、クリプトニンジャ、CNPなら「NinjaDAO」
SKB、CBAsなら「キャラDAO」があります。
そして、
あなたとの関係性が形成されていれば、購入してくれる人も出てくるかもしれません。
もしもあなたが商品をつくって稼ぎたいなら、
ことがわかります。
まとめ:NFTアートの商品化は1点からできる!
NFTアートでグッズをつくるのは1点からできます。
販売しなくて自分用につくってみるのも楽しそうですね。
自分でデザインはできないけど、NFTアートが使えるなら!
NFTはまだ買ってないけど、グッズはほしい!
なんて場合も、お手軽につくれるので検討してみてはどうでしょう。
最後に、もう一度だけ注意です。
NFTコレクションによって著作権の扱いは異なります。
グッズを作る前にガイドラインの確認を忘れずに!