MetaMask（メタマスク）でスワップする方法｜メリット・デメリット

メタマスクのスワップって何？

ETHをWEHTにスワップしたい

そんな疑問にお答えします。

メタマスクは、ウォレット内で仮想通貨を交換できる「スワップ」機能を持っています。

スワップは、同じブロックチェーン上の仮想通貨同士を交換すること。

この記事では、メタマスクでスワップする方法と、メリット・デメリットを解説します。

この記事を読むことで、メタマスクでETHをWETHに交換することができるようになります。

メタマスクでスワップするメリット・デメリットについても知っておきましょう！

メタマスクでスワップ(Swap)する手順

今回は、ETHをWETHに交換していきます。
WETHは、OpenSeaのNFTをオークションやオファーで入札する時に使います。

下メニューから「スワップ」を選びます。

パソコンの場合は「スワップ」をクリック。

交換する数量を入力し、通貨を選びます。

「クォートを入手」をタップし、ガス代や手数料を確認したら「右にスワイプ」するとスワップ完了です。

クォートを入手とは、メタマスクが複数の取引所から最安値でスワップを選んで見積もりを出すことです。

メタマスクのスワップの仕組み

メタマスクのスワップは、メタマスク自体が行なっているわけではありません。

UNISWAPなど、複数の取引所から最適なレートを自動的に選択して提供してくれるサービスです。

メタマスクでスワップするメリット

・手軽に仮想通貨を交換できる
・トラベルルールの影響を受けない

手軽に仮想通貨を交換できる

メタマスク内でスワップできる1番のメリットは「手軽さ」です。

通常、仮想通貨を交換する場合、取引所で行います。

と手順が増えるのと、

・取引ごとにガス代がかかる
・宛先間違えによる仮想通貨を失うリスク

が発生することもふまえ、メタマスク内でスワップする手軽さはGood Pointです。

トラベルルールの影響を受けない

2023年6月以降、厳しくなったトラベルルール。

メタマスクからの送金はトラベルルールに触れないはずですが、送金が止まったり、遅延をするケースが多発しています。

メタマスク内で完結すれば、トラベルルールとは無縁です。

トラベルルールは、犯罪者やテロ組織の資金提供で仮想通貨を利用させないために、送金先・送金元を厳しくチェックするルール

＞＞＞仮想通貨のトラベルルールと注意点 

メタマスクでスワップするデメリット

デメリットは、ガス代以外に手数料がかかること。

メタマスク内のスワップは外部の取引所を利用していることもあり、手数料が加算されます。
この手数料は、UniswapやBybitなどで現物取引をするよりも割高です。

手数料が気になる場合は、取引所でスワップすることも検討しましょう。

スワップ機能は、メタマスクが通貨を交換しているのではなく、外部取引所を利用しています。

スワップに失敗する時の対処法｜スリッページの設定

スワップをする時の見積もりと実際の価格が大きく違う場合、エラーになることがあります。

「最大スリッページ」をタップし、値を大きくします。

スリッページは、発注から確定までの間にレートが変わること。

最大スリッページは、突然の価格上昇でユーザーが大きな損失をかぶるのを防ぐことができます。

パソコンの場合は、歯車アイコンから設定します。

メタマスクのスワップの注意点

メタマスクのスワップは、同一チェーン上の仮想通貨しか交換できません。

異なるブロックチェーンの通貨に交換するには、先にブリッジ(チェーン変更)をしておく必要があります。

ブリッジ：異なるブロックチェーン間を移動する技術

たとえば、イーサリアムチェーンのETHを、バイナンスチェーンのBNBに交換する場合。

一手間多くなるのを理解しておきましょう。

＞＞＞メタマスクでブリッジする方法

まとめ：MetaMask(メタマスク)のスワップ(Swap)機能の使い方

メタマスクのスワップは、仮想通貨の交換ができる機能です。
手間がかからず手軽にできるのが魅力。

メタマスクへの送金手数料は無料にできることもお忘れなく！