NFTの盗難詐欺にあってみた【ハッキング体験】

NFTが盗まれました…

詐欺リンクを踏んでしまいました…

急いでいたので確認がおろそかになってました…

日々、X(Twitter)で悲痛な叫びがつぶやかれています。

心のどこかで「自分は気をつけてるから大丈夫」と思っていませんか？

油断大敵。
詐欺にあった人は「自分は引っかからないと思ってた」と口を揃えて言います。

これは他人ごとではありません。

この記事では、実際にNFTを盗まれる体験をすることで、防御力を高めていきます。

この記事を読むことで、実際に詐欺にあう体験ができ、被害に合わないために気をつけるべきポイントがわかるようになります。

NFTが盗まれた手口

被害にあわないようにするには、詐欺の手口を知ること。
Discord（チャットアプリ）やTwitterの「DMは詐欺だから無視」は、だいぶ認識されてきました。
まだ知らなかったら覚えてください「DMは詐欺」です。

DMでだまされる人が少なくなると、次の手口がでてきます。

おそらくやべぇ軍団からフォローの嵐
怖ぇぇぇ。。。w pic.twitter.com/PgqXTXY8dO

— ヴィア／via00via.eth (@Via00Via) October 6, 2022

まず、NFTアイコンのアカウントであなたをフォローします。

イイねやリプライを何度かして、あなたに認識させてきます。

その後、「あのNFTが今ならお得に手に入るよ」とリプライでNFTを盗むサイトへあなたを誘導し、ウォレットを繋がせて盗難完了。

他にも、

など具体的な例を「ハッキング事例と対策」に目を通しておき、事例を知ることで自己防御力を上げておきましょう。

詐欺を防ぐX(Twitter)の設定

X(Twitter)で怪しい誘いをブロックする設定を紹介します。

「設定とプライバシー」をタップ

「プライバシーと安全」をタップ

「ミュートとブロック」をタップ

「ミュートしている通知」をタップ

「メールアドレスが未認証のアカウント」をONにする

詐欺アカウントは大量に作って実行してくるので、メールアドレス認証をしてない場合が多いです。
この設定をしておくことで、怪しい通知が減ります。

実際にNFTを盗まれる体験をする

実際に経験することで、騙される悔しさを知ることができます。

その体験は、自己防衛力に必ず役立ちます！

盗まれるNFTを手に入れる

まずは盗まれるためのNFTを手に入れます。

盗まれるためとはいえ、実際に買うことになるので注意。
1枚につき、0.0001 ETH(2024年6月時点だと約55円)＋ガス代(手数料)がかかります。

購入ページはコチラ

販売ページをひらきます。
コピペしてください↓

NFTを買う練習にもなります。

メタマスクに「接続」したら、「購入」ボタンをクリック
ガス代の確認をして購入します。

OpenSeaで確認すると、CNP infinityがあります!

盗難サイトでNFTを盗まれる

次に、盗難サイトでNFTを買ってみます。

盗難サイトはコチラ

販売ページをひらきます。
コピペしてください↓

練習用なので「Scam 練習用」と大きく表示されています。

実際の詐欺サイトは本物っぽく作られているため、見た目だけで判断することは難しいです。

盗まれる覚悟ができたら、メタマスクを接続して購入しましょう。

購入後にOpenSeaで確認してください。
ウォレットにあったCNP infinityがなくなっています。

買う時に詐欺サイトを見分ける方法

万能ではないですが、NFTやETHを盗まれるか見分ける方法を紹介します。

メタマスクで「確認」を押す前に「合計」という欄があります。
「合計」は支払い金額の合計、つまりウォレットからなくなってしまうもの。

ここでNFTが表示されていたら、「確認」ボタンを押すことでそのNFTはなくなります。

他にも盗み出す手法があるので万能な見分け方ではないですが、気をつけて確認することは重要です。

実際に詐欺被害にあった時のマニュアル

被害に気づいたら、なるべく早く行動することで被害を抑えることができます。

まだ救出できるかもしれないので、落ち着いて順に対処しましょう。

詳しい手順は「NFT詐欺被害の対応マニュアル」で解説しているので、自分の状況に合わせて対応してください。

さいごに：盗難を防ぐには手口を知っておくこと

NFT詐欺・盗難の手口は無数にあります。
防ぐには手口をしっておくことが重要です。

オレオレ詐欺の手口がニュースや番組で広まったことで、被害は減っています。
NFTの盗難も手口を知ることで防いでいきましょう。

「メタマスクのハッキング事例と対策」を参考にしてください。