「イベント参加者にPOAPを配布します!」って聞いたんだけどPOAPって何?
NFTでつかわれる言葉って、「知ってるでしょ?」前提だから分からないことが多いですよね。
この記事では
- POAPってなに?
- 普通のNFTじゃないの?
- 持っていたら得するの?
そんな疑問を解消していきます。
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POAPは参加証明のNFT
引用元:POAP Delivery
POAPは、参加した証明をするNFT。
POAPの読み方は「ポープ」、Proof of Attendance Protocol」の略です。
配布や受け取りの手数料が安いこともあり、イベント参加者に送るNFTとして利用されています。
POAPの特徴
POAPの特徴を、順番に解説していきます。
デザインは円形、バッジ型
POAPはバッジ型の丸いデザインになっていて、そのデザイン性からコレクターが多く存在します。
Looks rare 👀https://t.co/xQHAL59SKZ pic.twitter.com/zYxqZws0DL
— adidas Originals (@adidasoriginals) November 17, 2021
スポーツブランドのadidas Originalsがショッピングアプリ「CONFIRMED」会員限定でPOAPを配って話題になりました。 バッジって、ちょっと集めたくなりますよね。
POAP受取り時のガス代が無料
POAPはイーサリアムのサイドチェーンGnosisチェーン(旧称xDAI)につくられたNFT。
イーサリアムとポリゴンの違いみたいなもの?
そうそう、その認識でOK
要するに、発行・配布にかかるガス代(手数料)が安くて、メタマスクのウォレットアドレスで受け取れるNFT。 受け取る方はガス代がかかりません。
ガス代については、「NFT取引で使われるガス代とは?節約方法も解説 」を参考にしてください。
POAPはOpenSeaで表示されない
ちょっと残念なところは、POAPはOpenSeaで表示されません。
なぜなら、POAPはGnosisチェーンでつくられていて、OpenSeaで未対応のブロックチェーンだからです。
引用元:POAP Scan
POAP Scan というサイトで見ることができます。
POAPの用途
POAPのことはわかってきたけど、持ってて何になるんだろう?得するの?って考えますよね。
POAPをもらう側
コレクションしたくなるNFT
ライブチケットの半券を大事にとっておく感じ。 「あのライブ行ったんだよなぁ」と後で振り返って満足感をえられます。 映画やディズニーランドのチケットとか取っておいた経験ないですか?
スーベニアメダルを集めるのと同じ感覚かも。
イベントに参加(ディズニーランドに行く)して、手に入れられる。
またNFTの特性上、どんなPOAPを持っているのかが世界中に公開されています。
「この人、あのイベントに最初から参加してるんだ」みたいに。
ウォレットの中身が公開されていることは、web3の時代では重要になってきそうです。
どのイベントに参加してたかわかるって、履歴書と似ていませんか?
>>>支援がNFTになった例「キンコン西野のギフトNFT」についてはコチラ
参加権、アローリストの対象になることも
・POAPを持っている人だけがアクセスできるコミュニティ。
・POAPを持っている人だけがもらえるホワイトリスト/アローリスト。
そういう使われ方が増えていくと思います。
「POAPを持っていてよかった」となるかもしれないので、配っていたらもらっておきましょう!
アローリスト(優先購入権)については、「NFTのアローリストとは」で詳しく解説しています。
POAPを配布する側
認知度アップなどマーケティングとして利用
手数料がほとんどかからず発行・配布できるPOAP。 手軽でイイですね。 adidas OriginalsがPOAPを発行するだけで話題になった例もあります。 知名度がなくても、デザイン性で話題をつくれるかもしれません。
配ることで次回も参加してもらえる
イベントの集客って大変ですよね? POAPを配るだけで集客できるわけではないですが、毎回、参加者に配ることでリピーターがつくかもしれません。
なんか集めたくなるんだよなぁ
NFTって場所取らないのもイイ
POAP所有者にアプローチできる
・POAPを持っている人だけがアクセスできるコミュニティ。 ・POAPを持っている人にホワイトリスト/アローリストを配る。 POAPを持っている人が得をする施策を考えることで、マーケティングにいかせます。 「POAPを集めたら、NFTをプレゼント」のような企画もできそうですね。
SBTの出現でPOAPは下火に
参加を証明するNFTであるPOAP。
しかし、新しい技術SBT(ソウルバンドトークン)が出現します。
SBTは譲渡不可能なNFT。
つまりPOAPの弱点であった「参加証明書だけど、人に渡せちゃう」ができません。
より参加証明としての役割を果たすSBTの出現で、POAPの利用は減っています。
SBTについては、「SBTとは?証明書になるNFTを徹底解説」でより詳しく解説しています。
まとめ:POAPは参加証バッジ
POAPは参加証明のバッジです。
将来的に価値がつくかもしれません。
持っていたら特典を得ることができます。
無料で配布されるPOAP。配っていたらもらっておきましょう。