FiNANCiE(フィナンシェ)の流動性プールとトークン価格

フィナンシェの流動性プールって何？

トークンの価格はどうやって決まってるの？

そんな疑問にお答えします。

フィナンシェはweb3型のクラウドファンディング・サービスです。

クラファンを実施するオーナーがコミュニティトークン(CT)を発行し、サポーターに支援してもらう仕組みです。
コミュニティトークンの価格は「流動性プール」のメカニズムで変動します。

この記事では、流動性プールがトークン価格にどのような影響を与えるのかを、わかりやすく解説します。

この記事を読むことで、フィナンシェで賢い投資戦略を立てるためのポイントがわかります。

フィナンシェの流動性プールについて

フィナンシェはコミュニティトークンの売買を「流動性プール」で行います。

流動性プールは、「日本円とコミュニティトークンが入っているもの」とイメージしてください。

例えば、流動性プールがないNFTの売買は「売り手」と「買い手」が揃うと成立します。

買い手がいなければ、売ることができませんね。

流動性プールの仕組みをつかうフィナンシェでは、個人間の取引ではなく「流動性プール」に対して売買をします。

つまり、買い手がいないことがなく、トークンをいつでも売ることが可能なんです。

ただし、日々の値幅制限と売却制限があるので注意してください。
※値幅制限の切り替えはお昼の12時

コミュニティトークン価格の決まり方

コミュニティトークンの価格は、流動性プール内の「日本円とトークンの比率」で決まります。

「50円で売りに出す」みたいに値づけすることはできません。

トークンを買うと、プール内の日本円が増えてトークンが減ります。

トークン在庫が減るので、トークン価格が上がります。

トークンを売ると、プール内の日本円が減ってトークンが増えます。

トークン在庫が増えるので、トークン価格が下がります。

トークン在庫と価格の関係は、図のようなイメージです。
※上記の表は価格推移のイメージデータ

初期のトークン在庫数は「20万枚」でスタートします。

日本円は、クラファンで集めた金額の10％。
200万円なら20万円がプールの在庫になります。

このように価格が自動で決まるように設定されています。

価格決定の具体例

流動性プールには、

・トークン
・日本円

があり、以下のルールで価格が決定します。

・プール内トークンの合計=日本円の合計
・プール内トークン数×日本円は、一定になる

この場合、流動性プールの中に下記のトークン・日本円が入っています。

・トークン：183,837
・日本円：538,844円(2.9311円×183,837トークン)

ここで1,000円分のトークンを購入すると、

「プール内トークン数×日本円は、一定」のルールから、購入前は
183,837トークン×538,844円=99,059,464,428

流動性プールの中に手数料10％を引いた900円が入り、トークンがプールの外に出ていきます。

1,000-100(手数料10%)=900円がプールに入るので、日本円は
538,844+900=539,744円

トークン数×539,744円=99,059,464,428(一定)
トークン数=99,059,464,428/539,744
トークン数=183,530

元々プールにあった183,837トークンが、183,530に減ったので
183,837-183,530=307トークン
が、プールの外に出る、つまり購入できました。
※小数点を切り捨ててるのでズレています。

トークン単価は、変化したプール内で、
日本円/トークン数
539,744/183,530=2.94円/1トークン

に変化するという訳です。
計算自体は複雑ではないので、ご参考までに！

コミュニティトークン購入時の注意点

トークン価格は、売買で変動します。
表示では100ポイントで4トークン買えそうですが、値上がりしていた場合「注文失敗」に。

購入トークン数を減らすことで、注文が成功する確率が上がります。

まとめ：FiNANCiE(フィナンシェ)の流動性プールがトークン価格に与える影響

フィナンシェの流動性プールとトークン価格の関係性を理解すると、トークン投資の戦略が立てやすくなります。

これらの知識を活用して、フィナンシェトークンで投資の可能性を最大限に引き出してみましょう。

ただし、トークンの購入は慎重に！