MetaMask（メタマスク）からメールが届いた時の対処法

メタマスクから「本人確認して」とメールが来たんだけど、どうすればよい？

そんな疑問にお答えします。

結論を先に言うと、

詐欺なので無視してください。

なぜなら、
本物のメタマスクは利用者のメールアドレスを収集しないため、公式から連絡がくることがないからです。

この記事では、メタマスクからメールが届いた時の対処法を解説します。

この記事を読むことで、メタマスクの詐欺事例を知ることができ、詐欺から身を守れるようになります。

メタマスクからのメールは無視する

本人確認をさせようとする詐欺メール。

「お金を配るよ」と誘う詐欺メール。

メタマスクから届くメールは、フィッシング詐欺です。

メタマスクを知らなければ、「何これ」と無視できます。
しかし、普段メタマスクを使っていたら「ドキッ」とするかもしれません。

詐欺師は「本人確認」をするように誘導し、

• シードフレーズや秘密鍵を聞き出し、乗っ取る
• 詐欺サイトにメタマスクを接続させて中身を盗む

2つの手段で、あなたをダマそうとしています。

シードフレーズや秘密鍵は、メタマスクを守る「金庫の鍵」のようなものです。
詳しく知りたい方は「シードフレーズと秘密鍵の違い」を参考にしてください。

＞＞＞シードフレーズと秘密鍵の違い 

メタマスク公式からはメールは来ない（送れない）

メタマスクをインストールする時に、メールアドレスは必要ありません。

の2ステップで完了しています。

メールアドレスを入力していないので、メタマスク公式からメールが届くはずがありません。

メタマスクってとこから、本人確認の詐欺メールが来てたんだが、そもそもメタマスクって何？の状態だから、引っかかりようがなかったｗ

— 矢津里真朱 (@yadusato) September 6, 2022

メタマスクを知らない人にも届いているので、無差別に詐欺メールを送付していることがわかります。

メタマスクの運営元を知りたい方は「メタマスクの運営元ConsenSysはどんな会社？」をご覧ください。

＞＞＞メタマスクの運営元ConsenSysはどんな会社？ 

詐欺対策は手口を知り防御力を上げる

詐欺師はさまざまな方法で、メタマスクユーザーを狙います。
その手口はメールだけではありません。

詐欺にダマされないようにする有効な手段は、「詐欺手口を知ること」です。

防御力を上げて自分の資産を守るために、多くの詐欺事例をまとめた「メタマスクのハッキング事例と対策」を参考にしてください。

＞＞＞メタマスクのハッキング事例と対策 

詐欺メールをクリックした時の対処法

しまった！メールをクリックしちゃった…

そんな時は、以下の方法で対処します。

クリック先でメタマスクを繋いだ場合

クリック先のサイトでメタマスクを接続してしまった場合、接続を解除(リボーク)する必要があります。

リボークは、承認した接続を取り消すこと

放っておくと、承認したままの状態なので取り消しておきましょう。

リボークのページで、メタマスクが接続しているサイトの接続を取り消します。
詳しくは、画像つきで解説している「リボークのやり方」を参考にしてください。

＞＞＞リボーク（承認取り消し）のやりかた 

ウィルス対策ソフトで駆除

詐欺メールの中には、クリックしただけでウィルスに感染することがあります。

不安が残る場合は、
ウィルス対策ソフト（ノートン）を導入し、感染の確認と駆除をしましょう。

お金やNFTの被害にあった場合

「すでに、お金(仮想通貨)やNFTが盗まれた！」場合は、事例によって対応が異なります。
「詐欺被害の対応マニュアル」で事例別に対応策を解説しているので、参考にしてください。

＞＞＞メタマスクの詐欺被害の対応マニュアル 

結論：メタマスク(MetaMask)からのメールは無視

メタマスクは、メールアドレスを登録しないでインストールしています。
そのため公式からメールが届くことはありません。

メールだけでなく、詐欺の手口は複数あります。
詐欺事例を知って、防御力を上げていきましょう！