なんでNFTはETHで買うの?
そんな疑問にお答えします。
結論からいうと、
この記事では、NFTの購入でETHが必要な理由を、初心者向けにやさしく解説します。
- NFTコレクター
- NFT投資で含み益200万円超
- NFT保有数:600点以上
- 音楽NFTコレクションを運営
- バンドマンでギターリスト
- 元ECサイト運営マネージャー:年商10億
イーサリアムはプログラムを使える
イーサリアムは、2014年にヴィタリックブテリンというプログラマーによって開発されました。
彼の目的は、ビットコインの仕組みを拡大させることです。
ビットコイン→お金に特化した技術
イーサリアム→お金だけじゃなく、アプリが実装できるプラットフォーム
日常生活で例えると
のように考えるとイメージしやすいかと。
イーサリアムはブロックチェーンの一つの種類
ブロックチェーンは、データを安全にみんなで共有できる技術です。
データをブロックに格納して鎖のように繋がれていくため、その名前がつきました。
ブロックチェーンについて基本的に知っておくべきことは、3つだけ。
- ブロックチェーンの種類は複数ある
- ブロックチェーンの記録に手数料がかかる
- 手数料はブロックチェーンの基軸通貨
(例:ビットコインチェーンにはBTC、イーサリアムチェーンにはETH)
イーサリアムは、ブロックチェーンの種類の中の一つです。
そして、NFTはイーサリアムのブロックチェーン上に作られます。
そのため、「なぜNFTの購入にETHが必要なのか」の回答は、
ブロックチェーンについては、「ブロックチェーンとは何か?初心者向けに解説 」も参考にしてください。
イーサリアムの最大の特徴はスマートコントラクト(プログラム)
スマートコントラクトは、ブロックチェーン上で決めた内容を自動で実行してくれる仕組みのこと。
「ブロックチェーン上で動くプログラム=スマートコントラクト」という認識でOK
決めたことを自動で実行してくれる仕組みの例として、自動販売機を思い浮かべてください。
お金を入れてボタンを押すと商品が出てくる。
お金を入れなかったり足りなければボタンを押しても商品は出てこない。
自動的に処理されますよね。
自動販売機の仕組みをブロックチェーン上に持ってきたのが、スマートコントラクト。
この仕組みがNFTに活用されています。
「NFTの取引完了で購入者のウォレットに所有権を移動する」というのが基本的な決定事項。
それ以外にも、
・3日後に画像がAからBに変わる
・あとからプログラムを追加する
などさまざまなことをスマートコントラクトで決めたら、自動的に実施されていきます。 そして、改ざんできないブロックチェーンの仕組みだから、誰かが止めることもできません。
イーサリアムはETH?
ETH(イーサ)は、イーサリアムのプラットフォームでつかわれる通貨の名称。 なので、本来は「イーサリアム≠ETH(イーサ)」だけど、「イーサリアム」という言葉が「ETH」をさすものとして定着しています。
プラットフォームも通貨もイーサリアムって呼ばれているね
NFTはイーサリアム以外のプラットフォームもあるの?
イーサリアムが一番使われているので「NFT=イーサリアム」と認識されていますが、NFTはイーサリアム以外のプラットフォームでも発行されています。
- Polygon(POL)
- SOLANA(SOL)
- BASE(BASEチェーンのETH)
など、イーサリアム以外にもさまざまなブロックチェーンでNFTは発行されています。
そして、Polygonチェーンで使われる通貨はPOL(旧MATIC)と、チェーンにより使われる通貨が変わってきます。
クレジットカード決済で買えるNFTもある
世界最大のNFTマーケットプレイスであるOpenSeaは、実はクレジットカード決済ができます。 ただし、日本は対象外…
日本のNFTマーケットでHEXA はクレジットカード決済でNFTが購入できます。
Pie(パイ)は、OpenSeaのNFTを代理購入してくれるサービスで、クレジットカード決済ができます。
将来的には「カード決済で買えるようになっていく」のと、「ETHで買うのが普通になっていく」の両方ともありそうですね。
まとめ:NFTをイーサリアム(ETH)で購入するのはイーサリアムブロックチェーンでNFTが作成されているから
NFTがETH(イーサ)で売買されているのは、イーサリアムのブロックチェーンでNFTが発行されているからでした。
最近は、ETH以外でもNFTの発行は盛んになっています。
あなたも、一度NFTを作ってみてはどうでしょうか?
意外と簡単につくれて、驚きますよ。
NFTの作り方は、「NFTの作成から販売まで」を参考にしてください!