メタマスクがデビットカードになるの?
日本でも使えるの?
そんな疑問にお答えします。
デジタルウォレットのメタマスクが、メタマスクカードをリリースしました。
この記事では、メタマスクカードについて、特徴や使い方を解説します。
この記事を読むことで、メタマスクカードの日本での利用可能性や今後の展望について知ることができます。
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MetaMask(メタマスク)カードとは
イーサリアム・ブロックチェーン上で動作し、
- USDC
- USDT
- WETH
をつかい、リアルタイムで取引します。
仮想通貨ユーザーにとって日常生活がより便利になります。
日本でメタマスクカードは使える?
現在、EU諸国とイギリスを中心に試験的に提供されており、2024年後半にはさらなる地域での展開が予定されています。
日本での導入については公式発表を待つ必要がありますが、今後の導入が期待されます。
メタマスクカードのメリット・デメリット
メタマスクカードは、仮想通貨を直接利用できる利便性が最大のメリットです。
仮想通貨ユーザーにとって、保有する資産を日常の支払いに使えるという点で非常に便利です。
また、仮想通貨の価格が上昇した際に、その価値を直接活用できる点も魅力的です。
しかし、デメリットとしては、利用可能な地域が限定されていることや、仮想通貨の価格変動リスクがあることが挙げられます。
さらに、デジタルデバイスへの依存度が高く、セキュリティ対策が必要です。
メリット
- 仮想通貨を直接使用できる利便性
- 仮想通貨の価値をリアルタイムで活用可能
デメリット
- 利用可能地域の限定
- 仮想通貨の価格変動リスク
- デバイス依存によるセキュリティリスク
メタマスクカードの使い方
メタマスクカードが使える対象ユーザーは、メタマスクのポートフォリオで、「Card」のメニューが表示されます。
メタマスクカードの使い方
1. アカウントの設定
まず、メタマスクカードを使用するためには、アカウントを設定する必要があります。
対象となるユーザーは、メタマスクポートフォリオの「カード」タブに個人用のサインアップリンクが表示されます。
このリンクを使用して、Crypto Lifeとの連携でアカウントを設定します。
アカウント設定には、メールアドレスとパスワードの登録、電話番号の確認、KYC(顧客確認)プロセスによる本人確認が必要です。
2. 資金のブリッジと承認
メタマスクカードはLineaネットワークを使用して取引を処理します。
現在、USDC、USDT、WETHがメタマスクカードでの支払いに対応しています。
カードを設定するときに、まずLineaに資金をブリッジし、支出限度額を設定します。
このステップを後で行うことも可能ですが、トークンがLineaに承認され、支出限度額が設定されるまでメタマスクカードでの支払いはできません。
3. デジタルウォレットへのカードの追加
メタマスクカードは、Apple WalletやGoogle Walletに追加することができ、簡単かつ即時の取引が可能になります。
デジタルウォレットにカードを追加することで、リアルタイムで支払いが可能となり、利便性が向上します。
4. 支払いの開始
アカウントの設定、資金のブリッジ、トークンの承認が完了したら、メタマスクカードで支払いを開始できます。
メタマスクカードのセキュリティ対策
従来のクレジットカードと違い、ウォレット内の資産をすべて失う可能性があるからです。
以下の2点は、最大限気をつけましょう。
- フィッシング詐欺:
不審なリンクやメールを開かないようにする - リカバリーフレーズの保管:
オフラインで安全な場所に保管し、他人に知られないようにする
メタマスクの詐欺に関しては、事例を知っておくことで被害にあう確率を下げることができます。
詐欺事例をまとめた「MetaMask(メタマスク)のハッキング事例と対策」に目を通しておいてください。
メタマスクカードに関するQ&A
メタマスクカードに関する、よくある質問にお答えします。
メタマスクカードを利用できる国はどこですか?
メタマスクカードは現在、イギリスおよび欧州連合(EU)の一部のパイロットユーザーにのみ提供されています。
対象国は今後拡大される予定ですので、最新情報をお待ちください。
メタマスクカードを複数作成できますか?
いいえ、メタマスクカードは1ユーザーにつき1枚のみ作成可能です。
物理的なカードを入手できますか?
現時点では、物理的なカードの提供はありません。
今後の詳細についてはお知らせをお待ちください。
支出に制限はありますか?
メタマスクカードには、設定できる支出限度額があります。
また、1日の支出上限は8,750ユーロとなっています。
EUのステーブルコインを使用できますか?
現在、メタマスクカードで使用できるのはUSDC、USDT、およびWETHのみです。
今後、対応トークンが増える予定です。
返金をリクエストする方法は?
返金は、取引が行われた店舗に直接リクエストする必要があります。
店舗での対応に問題がある場合は、Crypto Lifeサポート(metamask@cl-cards.com)にチャージバックをリクエストできます。
返金されたお金はどこに行く?
返金は自動的に「クレジット」残高に加算されます。
次回の取引時には、クレジット残高が優先的に使用されます。
クレジット残高を現金化できますか?
クレジット残高はメタマスクウォレットにUSDCとして引き出すことは可能です。
メタマスクカードの残高が正しく表示されません
メタマスクカードの残高は、優先度の高いトークンの残高が反映されます。
もし残高が正しくない場合は、MetaMaskやLineaScanでの残高を確認し、ページをリフレッシュしてください。
メタマスクカードを解約するにはどうすればいいですか?
メタマスクカードを解約したい場合は、Crypto Lifeサポート(metamask@cl-cards.com)に連絡してください。
まとめ:MetaMask(メタマスク)カードはMastercard(マスターカード)と提携したデビットカード
メタマスクカードは、メタマスクで仮想通貨を直接利用できる新しい支払い手段です。
現在、日本では利用できませんが、将来的な導入が期待されています。
仮想通貨を日常的に活用する方は、セキュリティ対策をした上で便利に利用していきましょう。